あれれー、家がほしかったのは旦那氏じゃなかった?暇さえあれば近隣を彷徨い理想の土地との出会いに奔走する妻。業者並に高まる不動産知識&土地情報。不動産屋の若手営業マンが紹介してくる土地はすべてチェック済み…アプリ内で?違う、現地チェック済み。理想の土地との出会いはあるのか―――。
このブログは、貯金大好き♡妻いくらが、お金を使うほうが得意🤍な夫との結婚生活において楽しく貯めて楽しく使う様を日常のおもしろ話やプンスカ話とともにご紹介する家計最適化実験ブログです。
わたしの試行錯誤がだれかお役に立てたら、と思って恥を晒していきたいと思います。
マイホームづくり決定までのすったもんだはこちら
マイホーム計画はこの順番がおすすめ
- どういう人生を送りたいかイメージする。(できるかぎり長く。平均寿命くらいまで。)
- その生活に必要なものを洗い出す。
- 「その生活に必要なもの」のために必要なお金を洗い出す。
- 住居費にかけられる予算を決める。
- 住居に求める条件を洗い出す。
- 住居費予算と照らし合わせて「ちょうどいい塩梅」を決める。
業者さんとの仮交際
仮交際。
結婚相談所を利用したことがない人には全く縁のない言葉。
いわゆるお見合い相手さんと結婚前提のお付き合いをするかどうかを決めるための猶予期間のようなもので、この間であれば複数人との同時進行(お見合いやデート。もちろん体の関係は成婚退会前はダメ。強制退会になるぞ)が可能である―――。
家づくりの最初は業者さんとの相性チェックのタイミングでもあります。まさに仮交際。
社会人としてフェイドアウトなどもってのほかです。どこでどんな噂が広まるかわかりませんから。自分がハンドリングできる範囲で、不動産屋さんや工務店さん、ハウスメーカーさんを当たってみてこの会社と家づくりを進めてもよさそうか様子を伺っておくとよいと思います。
実際にやりとりをした不動産業者さんは3社
わたしが実際にお世話になったのは3社の不動産営業マンさんです。
しかし最終的に振り返れば、「不動産営業マンから提案される掘り出し物案件」のようなものはなかったので
- アプリ等で候補地を自力で見つける
- よほど購入意欲が高い土地だけ、実際に不動産業者に紹介を依頼する
土地に限っていえば、この順番で十分だったなぁと思います。
初心者の失敗で割と初期段階で仲介業者さんに問い合わせをしてしまっていたのですが、賃貸物件の内見と違って土地は素っ裸でそこにありますので、わざわざ業者さんを介さなくても「見に行くだけ」ならセルフサービスでOKだからです。
お互い、「まだ買うかどうか本気度が見えない客の相手」「そこまで本気じゃないのにグイグイの営業の相手」は煩わしいと思うので、よっぽどのことがなければ自分でできるかぎりの下調べを行って購入意欲をはかったほうがよいと思います。
ハウスメーカーさんは一目惚れ決め
もっといろんなハウスメーカーさんに図面引いてもらえばよかったかな!?
と思わなくもないですが、わが家の場合は土地探しは時間をかけましたがハウスメーカーさん決定はひとめぼれ状態。とある一社でのみ仮図面を引いてもらいそのままそこで請負契約も結びました。
- 予算がガッチガチに決まっていた(低予算)
- その割に、この設備がないなら建てなくていい!という確固たる意思もあった
わが家はこんな条件つきのハードモードな家づくりだったので、ハウスメーカーさんと直接やり取りするまでもなかった、というのが種明かしです。
だいたいホームページなどで「坪単価●円〜」「完全自由設計●円〜」のように金額目安は知ることができますし、設計事例も見せてもらうことができます。
予算をかけすぎずにやりたいこと全部盛り!と思って探したら、最初から「ここしか無理じゃね!?」となったのでした。
あとから色々勉強したら、契約前は営業さんも見積もり金額頑張ってくれたりするらしいのです。もう1社いいなぁ♡と思っていた工務店さんがあったので、図面の相談だけでもいっておけばよかったなぁ…とちょっとだけ思います。
進むときはトントン拍子
両親・義両親も驚きのスピード婚
これ、本当に結婚と同じだなぁと思ったのですが、家づくりも進むときはトントン拍子です。
業者さんに手のひらで転がされたんでしょと言われそうですが、そういう面があるのは否定しません。
一番最初に不動産業者さんに物件を紹介してもらったのが9月14日。実際に土地の契約をしたのが10月22日。ハウスメーカーとの請負契約を結んだのが10月29日。
請負契約は全体スケジュール(引渡日)もほぼ目安が決まった状態で行いましたので
ものの一ヶ月で家づくりの大枠が確定した
というのが実際のスケジュール感でした。スピード婚にもほどがある。
決断のための材料あつめは全力で
事実、本当にいい土地は一般公開する前にプロが押さえて建売住宅を作ってしまいます。
そのため注文住宅派は、プロが「うーん、ちょっとお見送り」した土地の中から最良のものを選んで購入するので予算が限られた中での土地購入はまさに争奪戦です。
わたしたちが購入した土地も他に買いたいと言う方が現れて、まさに危機一髪での購入でした。
現代の技術で天空の城は建てられませんから、めぼしい土地が売れてしまっては家づくり計画自体が流れてしまいます。
出典:スタジオ・ジブリ 公式ホームページより
たった一日、一週間、もう少し考えてから…のちょっとした空白でほしかった土地が売れてしまった悲しみの経験談ブログを読み漁っていたので、絶対にタイミングを逃さないよう決断に必要な材料集めは全力で行いました。
- 条件に合致した候補地を見つける
- 近隣を徒歩で複数回探索し、実際に住んだときのイメージを膨らませる
- それでも買いたい土地だったら、実際に図面を引いてもらう
- 工務店(ハウスメーカー)が決まれば、契約に進む
土地の条件・材料集めの一端―予算決めについての記事はこちら
あれもこれも目移りして決められないときは
もっといい人がいるかも―――。
焦って後悔したくない―――。
婚活中の人がよくはまっている落とし穴です。土地探しもまったく同じ。
焦ってしょーもない土地を買ってはいけないし、この先きっともっといい土地は絶対に出てきます。
でもさ、「結婚する」ことは目的じゃなくて手段。
家づくりも同じで、「家を建てること」は手段であって、その先の豊かな暮らしの実現こそが目的なはずです。「隙間風のない快適な冬の暮らし」「賃貸の狭い部屋でお互いなんとなくイライラすることのない、ゆったりリビングの暮らし」「子どもがのびのびキャッキャできる暮らし」、、、こういう夢・理想があるから家を建てようと思ったのではないですか。
自分の軸を定めないままどうしようどうしようと迷っているうちに、物価は上がるし子どもはどんどん成長してそのうち家からいなくなっちゃいます。
もちろん、あとからいい土地は出てくるでしょうけれど、それを自分が買えるかはわからないです。30歳の今だから手が届く土地と40歳で買える土地は、良くも悪くも、違います。良い方に転べばよいのですが。
焦る必要はないですが
- 譲れない条件をきちんと決める
- だらだらせずに期限を決めて取り組む
- 「もっともっと…」と欲張らずに、常に「家を建てる目的」を忘れない
この3つを心にとめておけば、よきタイミングでよき決断がしやすくなると思います。
よい土地との出会いがありますように☆***。.. ではまた〜
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