シン・マイホーム戦記【エピソード1】|土地と結婚はタイミングと運-1

家づくり。まずは土地がなければ始まらない。二人揃って田舎の長男長女なのに「親の土地に家を建てる」という田舎あるあるには該当せず。果たして、家づくり知識レベル赤ちゃんのわたしたち夫婦はどうやって土地を決めたのか。


このブログは、貯金大好き♡妻いくらが、お金を使うほうが得意🤍な夫との結婚生活において楽しく貯めて楽しく使う様を日常のおもしろ話やプンスカ話とともにご紹介する家計最適化実験ブログです。

わたしの試行錯誤がだれかお役に立てたら、と思って恥を晒していきたいと思います。


マイホームづくり決定までのすったもんだはこちら

マイホーム計画はこの順番がおすすめ

  1. どういう人生を送りたいかイメージする。(できるかぎり長く。平均寿命くらいまで。)
  2. その生活に必要なものを洗い出す。
  3. 「その生活に必要なもの」のために必要なお金を洗い出す。
  4. 住居費にかけられる予算を決める。
  5. 住居に求める条件を洗い出す。
  6. 住居費予算と照らし合わせて「ちょうどいい塩梅」を決める。
目次

土地に求める条件

まずは、条件を言葉にしてみた

結婚相手に求める条件ですか? そんなそんな条件なんて…フツーいいんです💦

「普通」ってなんしょうね。

年収1億円のお宅のご子息と年収700万円のお宅のご息女とでは、「普通」の感覚は違うと思います。

「条件」だなんて、偉そうに… ―――

と言わずに、まずはどんなところなら大金を払ってでも住みたいかきちんと言葉にして条件出しをすることから始めましょ。

夫さんの思う「駅チカエリア」は駅まで徒歩15分だけど、妻さんの思う「駅チカエリア」は徒歩5分だった!なんてことが多々ありますので具体的な言葉にすることはとても大切です。ちなみにこれができると夫婦喧嘩も減る。

予算的に到底無理だと思っていることでも、まずは書き出してみましょう。

       

結論からいうと、実際にわたしたち夫婦も「こんな一等地エリア、無理だ」と思っていたエリアに予算内で土地を買い付けることができました。

雰囲気で流されないためにもぜひやってみてください。

土地の広さはどうやって決めたの?

家が建てられない大きさや形の土地では元も子もありません。

極端な話、200坪の土地でも間口が5mだったらうなぎの寝床のようなヒョロヒョロ間取りしか無理!イヤ!

わたしたちのやり方はこんな感じ。

①建築実例から好みの間取りのイメージを掴む

このオンライン完結の時代に、圧倒的に勉強不足な家づくり初期段階でわざわざ現地に足を運ぶのは悪手です。鴨ねぎになりますぞ。

建築実例の参考資料を用意しているところが多いと思うので「このハウスメーカーさんの設計、好みだな」と思う会社さんの資料を集めました。

②資料が集まってくると、おおよその最低坪数が見えてくる

建ぺい率や延床面積と建築面積、建築面積と土地の斜角等々細かいことはさておき、駐車場必要でリビングも広々だとどのハウスメーカーでも最低●坪は必要そう、間口は最低●mはないと厳しそうだな…といったふんわりとした敷地面積の目安がわかってきました。

土地探しの旅

土地探しに利用したアプリやサイト

だいたい、この3つで探しました。

  1. SUUMO
  2. at home
  3. ハトマークサイト

業者さんによってこっちのサイトには乗せるけどこっちには乗せな〜いといったことがありますので複数サイトを横断的に見ていました。

「土日は契約で動きがあるので、週明け月曜日は要チェック!」と言われていましたが、そんなこと言われるまでもなく気になりすぎて毎日ログインして見ちゃってました。時間が溶けました。

実際に土地を探し始めたらおのれの足を使うべし

土地の条件がある程度決まってからは、自分の足で稼ぐことを強くおすすめします。

歩いて探すのがおすすめな理由3つ

  • 掘り出し物との出会いや購入希望第一順位になれる可能性UP
  • 近隣住民の様子を細かくチェックできる(車では無理!)
  • 道路の勾配や車の往来など子ども・お年寄り目線での生活イメージができる

わたし自身「このエリアにいい土地ないかな〜」と思っているところへは休日はもちろん仕事終わりでも足繁く通い、ウロウロと探しまくりました。

こんなふうに会社・担当者の連絡先の張り紙がしてあり、まだ不動産サイトにも登録していないけど売出しが始まったばかりの土地や物件にも何件か出会うことができました

また、ノロノロ運転の車で近隣の様子を探ったら完全に不審者ですが徒歩ならそういったこともしやすいです。

近隣にゴミ屋敷っぽそうなところはないか、そこまでいかずとも玄関周りや雑草の始末がきちっとしていないお宅は後々トラブルメーカーになる可能性が高いので要チェックです(実家での実体験)

車だと気づかない道路の勾配や車通りの多さが体感できるのもメリット。

地味にきつい坂道、歩道が確保されていないけれど抜け道になっていて住民以外の車の往来も激しいぞ…みたいな情報は足で稼ぐのが一番です!

土地勘がないエリアは難易度SSS

土地の購入の難易度があがる一番の理由は 土地勘の有無 だと思います。

わたしは大学進学を皮切りにこれまでの人生において引っ越しを12回以上行いましたが、これが家づくりでの財産になるなんて思いもしませんでした。

マイホームを持つということは、多くの人にとってはその土地に永住することを意味します。数十年後の老後はともかく、少なくとも賃貸契約並の短期間での住み替えはないことが前提だと思います。

わたしはかつて埼玉県に住んでおりましたので具体的地名を使わせていただくと

さいたま・上尾・三郷・越谷・和光・所沢 あたりでの生活と 熊谷・小川町・越生・毛呂山・深谷 あたりでの生活は当時の感覚ではまったく別物でした。同じ越谷市内だって南越谷と北越谷じゃ住んでいる年齢層や利便性だって(あくまで当時は)全然違います。

  

この点で、わたしは今住んでいる地方都市の●●区のうち1区を除き全地区で春夏秋冬を過ごした経験があったので、その区内で生活することのメリット・デメリットを実感として具体的に持っていたのが本当に役に立ちました。

旦那氏は実家を出てからの引っ越し回数0回。

かたや、わたしは12回以上なので賃貸派の割に家にかけた費用は旦那氏の10倍以上、引っ越し代や礼金を考えると数百万円の支出があったわけですが、そのおかげで「よく知らないエリアに永住権を持つ」というリスクを回避することができたとも言えます。

結婚してからの家賃で考えると100万円そこそこなので

  • 結婚前に、マイホームを持つのかはある程度話しておく
  • 実際に家を買うかどうかは別として、新婚時の新居は「長く住むこと」を前提にエリア選定する
  • 実際に住んでみて、根を下ろしてよいエリアかどうか判断する

新婚さんはこんな戦略が取れると、お家賃程度の支出で数千万円のお買い物(マイホーム)での失敗リスクを下げることができるんじゃないかなと思います。

この逆(賃貸だからこそ住める利便性MAXエリアで暮らす⇒持ち家を検討)をやってしまうと、けっこう辛い☠わが家がそうでした。

住居費をアパート暮らしで抑えているから実現できている生活レベルを、マイホームを検討する中で切り捨てていくことのストレスはけっこう辛いものがあります。なんとか同じエリアで土地を買えて本当によかった・・・。

    

ご参考になりましたら幸いです!次回へ続く!

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この記事を書いた人

雪国でたくましく暮らすアラフォー兼業主婦。
お金を貯めるより使うほうが得意だったけれど、ある日貯金に目覚める。
料理が好きなので、いかに安く美味しく食べながら貯金を最大化するかを日々研究中。
#ファイナンシャルプランナー #介護福祉士 #節約レシピ

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