節約コラム|お金の奴隷からお金の主人になろう!書評『金持ち父さん貧乏父さん』/ロバート・キヨサキ

自宅隔離中に、言わずと知れたベストセラー『金持ち父さん貧乏父さん』を読んだのでそのブックレビューを残しておきたいと思います.

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目次

お金の主人になるには…

わたしは思考の整理をする際に、罫線なしのノートにバーーーーーッと書きなぐることをよくします. それがこれの画像でございます.

ひとつ感じたのは、これまで多くの「お金にまつわる本」を読んできましたが、時代を超えて普遍的なものもあるなというところです.

お金持ちが説く、お金の極意とは

ウォーレン・バフェットとその研究者、本多静六、今回の『金持ち父さん貧乏父さん』のロバート・キヨサキ、前回の横山氏含む日本のファイナンシャルプランナーの著書、様々な起業家、複業家 etc… の本を読み漁ってきました(…どうしても受け付けなくてパラパラ読んで図書館に返却したものもあります)が、その共通ポイントをご紹介したいと思います.

個人的な見解ですので、ぜひご自身でも読まれてください. きっと別の見方があると思います!

お金に働いてもらおう

これは言い回しはどうあれ、必ずといっていいほどのポイント. なんせ日本政府が新NISAでお金に働いてもらってお金を増やすように奨励しているくらいですから. 蓄財において外せないポイントの1つといってよいかと思います.

お金の払いどころを適切にしよう(勉強せえ!)

汗水たらして働いて得たそのお金、ホクホク顔でブランドバッグや高級車、海外旅行に必要以上に使っていませんか? お金持ちになるためには、お金の使い道がとても重要です. それは、できるかぎり「投資」に回すこと.

「投資」とは、投資信託を買いましょう、株を買いましょう、ということではありません.

できる限り長期的に、そして多くのリターンを得られる使い方をせよ、という意味です.

そして、著書内ではその多くが「おのれ(の脳みそ)」に投資せい、と説いています. つまり学べ、と.

利益は「売る時」でなく「買う時」に決まる

ウォーレン・バフェットも、相場がどう動くかは分からないが、その個別株が「お買い得かどうか」はわかる、と言っています.

副業ブログで「せどり」を斡旋しているようなブロガーも同じことを言っています.「仕入れ値を下げろ」と.

つまり、どれだけ値上がりするかはわからないが、現在価格が適正価格より安ければ、いずれその価格差が「利益」に変わるだろう、ということを多くの蓄財家・資産家が言っています.

人の集まるところに行きなされ

これはなにもお金に限った話ではなく、本当に多くのジャンルの著名な方々が指摘しています.

幸せは人が運んできてくれる.

今回はお金ジャンルの話でしたので「お金は人が運んできてくれる」という主旨でしたが、占い師も、恋愛コラムニストも同じようなことを言っています. 他人まかせにしとけばOK!ということではなく、人との交流があるところに福の神がいる、というニュアンスです.

  • マッチョな彼氏がほしい♡と思ったら、ジムに通ってみる
  • 副業で成功したい!と思ったら、そういうセミナーやワークショップに参加してみる
  • 英語が話せるようになりたければ、英語圏に住んでみるのが手っ取り早いよ

これは著者によって「朱に交われば赤くなる」タイプ、「三人寄れば文殊の知恵」タイプがあると理解しています.

今は目まぐるしい情報社会ですが、その「情報」も突き詰めていくと個々人の小さなアクションの積み重ねで伝播していくものです. いずれにせよ、ひとりで悶々としていても最高鮮度の情報はゲットできねえぜ!!ということかなと思いました.

まとめ

堅実な横山氏の著書を読んだ後のミスターキヨサキは、まるでジェットコースターのような本でした.

ただ、ある真理をついているからこそ「ことわざ」は時代を経て残るわけで、お金に関しても同じだと思うんです.

極右でも極左でも中道でも、中世でも現代でも共通しているポイントがあって、そこを外さないことが大事なのかなと考えます. 10人の資産家が唱えるお金の極意のうち、6人が唱えているポイントは外さない、4人だったら強めに参考にする、のように.  鵜呑みにせず、自分で消化して、納得して行動に活かしていきたいです. なんせ自分の人生は自己責任ですからね. 「あいつのせいでー!」と言ってもどうにもならん.

個人的には好みな本ですが、マイホームがほしいと考えている旦那氏のテンションが下がりそうな本.

以前より「もう少し安い賃貸に引っ越さないか」と相談しようと思っていたのですが、コロナ隔離期間中にこういったマネーリテラシー本を読み漁ったせいだ!にわかだ!と邪推(誤解)されないか心配なので、これらの本は昭和の男子学生のエロ本のごとくどこかにこっそり隠しておいて、たまに読み直そうと思います.

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この記事を書いた人

雪国でたくましく暮らすアラフォー兼業主婦。
お金を貯めるより使うほうが得意だったけれど、ある日貯金に目覚める。
料理が好きなので、いかに安く美味しく食べながら貯金を最大化するかを日々研究中。
#ファイナンシャルプランナー #介護福祉士 #節約レシピ

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