わたしの読書感想文|『賢明なる個人投資家への道』かぶ1000

家計管理をきちんとできているのも、少しずつですが確実に資産を築けてきたのも、簿記3級とファイナンシャルプランナー3級という資格をとるための勉強の中で、お金の世界を歩くための基礎固めがきちんとできていたからだと改めて実感しているところです。

今まで好き勝手に買い漁っていた様々な投資商品ですが、やっぱり投資についても雑食のように色々とつまみ食いをする前にまずは基礎固めだなと思って改めて勉強しなきゃなぁと思って本を読み始めました。

なんでその書評の一発目がこれなんだ、というとやはり「どうやったら個別株で儲けられるんや」というわたしの煩悩が「基礎をしっかり学びたい」という清廉な動機よりも強かったからでしょう…

目次

『賢明なる個人投資家への道』

著者のかぶ1000さんはどういう方かといいますと、中学2年生から株式投資をスタートしその後専業投資家として億り人を達成され、今も成果を出し続けているバリュー株投資のカリスマ的存在な方です。ざっくり。

    

結論からいうと「投資の基礎固め」のための勉強本というには読み物的な要素が強いですが、「どうやって成果を出してきたんだろう」とふんわり全体の流れを知るにはいいんじゃないかなと思いました。

ファンダメンタルズ分析の基礎的な考え方をガッツリ紹介しているかといえばそうではないですが、資産1億円へのロードマップや実際に超初心者が個別株をスタートするにあたっての心得(身近なビジネスから着想を得るなど)、株主総会に行くといったデータだけでは感じることのできない市場の熱感を取引に活かす、などなど具体的なエピソードを交えながらのお話もあり、サクサク読了。

「誰でも稼げるようになります」といったキャッチーな帯をつけてベストセラーになっている投資本は数多ありますが、結局のところ結果を出している人で片手間で何かをしている人はいないと思える本でした。

結果を出している人からすれば「当たり前」なことも、われわれ凡人からすると「地を這うような、あるいは血の滲むような努力」であることが多いと改めて思いました。

基礎は教えられるけど、応用は教えたくても教えられない

投資本を読んで物足りなさを感じてしまう人によくあるのは「実際にどうやったか書いてないじゃん」というところだと思います。

元手50万円から始めて3年後には5,000万円 という投資家ストーリーがあったとして、世の中の人は「実際に何の銘柄をどうやって売買してそうなったのか」が知りたいのかな?と思いますが、それは無理だと思います。

スポーツで例えると、基礎・基本的なフォームは教えることができます。また、「相手のここを攻めると体勢が崩れて甘いショットを引き出しやすい」「ここにボールを持っていきたいときの最適な軌道」といった勝負の定石も教えることができます。

その基本・定石を守るだけで勝てるのであれば、今ごろ世の中全員トップアスリートです。

でもそうじゃない。

なぜならば、基礎トレーニングで脱落する人、基礎はできるけど自分で考えてアレンジできない人、かたや基礎はものの数日で体得できる人、観察眼に優れており相手の弱点を見極めるのが得意な人などなど…個人的な能力格差があるからです。

本で学ぶことができるのは、「基礎」と「能力格差を、天性のセンス以外の努力で埋める方法」までです。

  

株式投資についても、ボールの代わりにお金をつかったスポーツだと考えればなんとなく理屈がわかるのではないでしょうか。

わたしもまだまだビギナーズラックと失敗の混在した投資歴ではありますが、ある程度基礎固めをきちんとしたら改めて実践を重ねていきたいと思います。

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この記事を書いた人

雪国でたくましく暮らすアラフォー兼業主婦。
お金を貯めるより使うほうが得意だったけれど、ある日貯金に目覚める。
料理が好きなので、いかに安く美味しく食べながら貯金を最大化するかを日々研究中。
#ファイナンシャルプランナー #介護福祉士 #節約レシピ

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