ゴールデンウィークの思い出と、世の中のおこづかい事情が気になる話

ゴールデンウィークはだいたい仕事でしたが、途中2連休をもらえたのででっかいかたまり肉を焼いて食べました。

たまたま目覚めたら、X(旧Twitter🐦)で鳥羽シェフが美味しいステーキの焼き方をつぶやいているのがおすすめに出てきて、モーレツにかたまり肉を食べたい欲求に駆られたためです。

皿と盛り付けにこだわれば、もっといい写真が撮れたのに。

それよりも、食欲全開です。

ちょっとだけ、いいビールをお供に🍺

世の中のふところ事情を知る統計のひとつが全国家計構造調査です。5年毎に実施され、前回2019年実施なのでちょうど今年が調査実施年度にあたります。

出典:総務省統計局 2019年全国家計構造調査 家計収支に関する結果 結果の要約

年代別・世帯主の学歴別等でさらに詳しい調査もされていますが、割愛するとして。

おおむね勤労世帯の平均消費支出は月額25〜28万円におさまっていたので、それにこの%をかけ合わせると…

スクロールできます
食料(外食除く)21.4%53,500円〜59,920円
外食5.5%13,750円〜15,400円
住居9.5%23,750円〜26,600円
水道光熱費7.1%17,750円〜19,880円
家具・日用品3.4%8,500円〜9,520円
被服費3.9%9,750円〜10,920円
保健医療4.9%12,250円〜13,720円
交通・通信14.3%35,750円〜40,040円
教育3.1%7,750円〜8,680円
教養娯楽10.2%25,500円〜28,560円
その他12.7%31,750円〜35,560円
交際費4.0%10,000円〜11,200円

そもそも世帯人数もバラバラだし、住居費がMAXでも20%いかないくらい(≒5万円)って、実家に寄生してるか地方一人暮らしじゃないと無理じゃない?っていう金額なので、わたしがほしい情報に対してはあまり参考にならない統計ではありますが、平均でもコレか…!と思った部分もあり。

食費・外食費・教養娯楽など、使おうと思えば青天井、ちょっとの気の緩みでどんどん使ってしまうような項目はわかりやすく「全世帯まぜこぜの平均値でも高めな推移」です。

項目に振り分けられない使途不明金=その他 なのですが、おこづかいもここに含まれます。住居費の平均よりも高い…。

欲望をコントロールできるものが家計を制す。

こんなことが、わかったようなわからなかったような、統計調査でした。

蓄財界隈では、収入の80%で暮らし20%を投資するのがセオリーだと言われています。本多静六『私の財産告白』では収入の4分の1(25%)貯蓄法が推奨され、ボーナスのような臨時収入はすべて貯金すべしと書かれています。『ユダヤ人大富豪の教え』では、収入の10%天引き貯金法がしめされています。

結局は、総支出のコントロールこそが鍵になってくるわけです。

例えば、「毎日納豆ご飯でいいから口出しされないお金が毎月5万円ほしい!」という人がいたとします。

総収入の80%で暮らせていさえすれば、その中の内訳が食費1万円おこづかい5万円であろうと、食費3万円おこづかい3万円であろうと、支出の合計はかわりません。

このように、あくまでもその人の価値観に応じて予算配分は決まるものなので、世間の平均と比べて高い低いを論じることは無意味です。でも気になります…笑

わたしの場合、おこづかいをガッポリ欲しがる旦那氏を説き伏せるために世の中の平均額を「ひかえおろう〜!!!!!」と黄門様の印籠のようにしめしたい…と思ってしまうのですが、現状、収入の80%で暮らすルールで暮らせてしまっている以上、なんも言えねぇ…そんな五月晴れの昼下がりでした。

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この記事を書いた人

雪国でたくましく暮らすアラフォー兼業主婦。
お金を貯めるより使うほうが得意だったけれど、ある日貯金に目覚める。
料理が好きなので、いかに安く美味しく食べながら貯金を最大化するかを日々研究中。
#ファイナンシャルプランナー #介護福祉士 #節約レシピ

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