リスクとは、自分が何をやっているかよくわからない時に起こるものです
ウォーレン・バフェット
『87歳、現役トレーダー シゲルさんの教え』でも似たようなことをおっしゃっていました。自分が理解できないビジネスには手を出さない、と。だからAI産業には手を出していない、と。
この本、投資哲学以外にもチャートのテクニカル分析の基礎講座的なページもあって勉強になりました。
今回は、この「よくわからないビジネスに投資してミスる」というわたしの事例をご紹介。
そう、あれはまだTwitter🐦だったころ「REITでシンガポールからお家賃もらって暮らしてる♡」みたいなつぶやきをたまたま見つけて
大家さん🏠なんて魅力的な響き…
と思ったのがコトの発端でした。
当時、インデックス投資は上々、米国ETFも購入済み。個別株も日本株高配当ポートフォリオを作ってみたりしてちょっといいディナーが頂けるくらいの配当が安定して入っている状態。とにかく「投資って楽しいな!」みたいな時期でした。
そこへきて、上記のTweetを見て
どうやらREITという不動産投資の詰め合わせパックみたいなものがあるらしい。それは配当をもらえるものらしい。
と、興味を惹かれたのでした。
ただ、いきなり大金をつぎ込むほどのギャンブラーではなかったので、その時残業代で稼いだ2万円をシンガポールのライオンフィリップS-REIT ETFにぶち込みました。
その結果がこちら!
ファンド設立後のほぼ最高値で購入してあとは落ちる一方です😂
「やっぱりよくわからないものを買うとダメなんだな」という、別に実体験として学ばなくても数多くの投資界の偉人たちが冒頭のとおり教えてくれている教訓を、わざわざ突撃して経験させていただきました。
負け惜しみを言うとしたら、実際に体験することで強烈に自分の中にこの教訓が刷り込まれました。自分ひとりの短い人生では体験できない膨大な量の経験則を本から学びつつも、身銭を切ったトライ&エラーで自分なりの投資ルールを構築していきたいと思います。
ちなみに、「もうダメだぁ〜」と思って以来完全な放置プレイだったのですが、ちゃんと頂いていましたよシンガポールからお家賃♡
1年間で800円くらい、気がついたら今3,000円分くらいのシンガポールドルが口座に貯まっていました。
投資の先輩たちには鼻で笑われそうな金額ですが、それでも自分は一切何もしなくても入ってくるお金ってすごくないですか?
少額だって、立派な不労所得です。
まぁでも、今こうやって「あ〜あ、損しちゃった。草。」と言っていられるのも、投資は余剰資金でやるという鉄の掟は死守しているからです。これがボーナス全投資とかだったら悔やんでも悔やみきれません☠
実際に体験して「ちょっと痛い目をみたほうが将来的に自分のためになる」投資格言と、そこ突撃したら死ぬよ!という投資格言があるので、この辺の線引ができるかどうかもまず投資リテラシーの第一ハードルな気がしますね。
というわけで、これからもおこづかいをうまく使いながらたくさん勉強していきたいと思います。
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