このブログは、貯金大好き♡妻いくらが、お金を使うほうが得意🤍な夫との結婚生活において楽しく貯めて楽しく使う様を日常のおもしろ話やプンスカ話とともにご紹介する家計最適化実験ブログです。
わたしの試行錯誤がだれかお役に立てたら、と思って恥を晒していきたいと思います!
前回までの記事はこちら
【そもそも】そこに覚悟はあるんか?
マイホーム計画 おすすめ手順
- どういう人生を送りたいかイメージする。(できるかぎり長く。平均寿命くらいまで。)
- その生活に必要なものを洗い出す。
- 「その生活に必要なもの」のために必要なお金を洗い出す。
- 住居費にかけられる予算を決める。
- 住居に求める条件を洗い出す。
- 住居費予算と照らし合わせて「ちょうどいい塩梅」を決める。
実際に、自分でライフプランとお金の出入りを計算してみましたか?
まさか、不動産会社さんのファイナンシャルプランナーに丸投げしていないですよね?
一度でいいから、下手でいいから、間違っててもいいから
家を買うなら絶対に一度は自分でライフプランシミュレーションを書いてください。
お金があるか、と同じくらい大切なこと
お金がないと買えないのでお金の算段が大事という側面はありますが、それ以上に「自分で決めた」という覚悟があるかないかでその先全然違ってくるからです。
旦那氏と結婚するとき、「幸せになれる♡」と確約はありませんでした。むしろ「苦労するだろうなぁ」と薄々感じてはいましたが結婚しました。案の定その通りになっていますが、結婚したからこそ手に入った幸せもあるので後悔はしていません。
でも、のほほんと暮らして気づいたら楽しい結婚生活になったかというと、違います。
結婚する前もしてからも「自分で選んだこの男と、どうやったらうまくやれるか。楽しく暮らせるか。幸せになれるか」を考えてコツコツ実践してきたからこそ、少しずつ阿吽の呼吸が生まれて相手への信頼が高まって、二人でいることの幸せを感じられるようになったのだと思っています。たぶん旦那氏のほうも同じだと思います。
「自分で決めた結婚相手」でなければ、さっさと離婚していたかもしれません。
なにか大きな決断をするとき、それが正解かハズレか誰にもわかりません。
その決断を「正解」にしていくモチベーションは、自分の中からしか生まれてこないと思います。
マイホーム購入についても、ぜひとも「買う理由」「(金銭的に)買える根拠」「買った後、後悔しないために頑張る覚悟」を自分で導き出してほしいと思います。
その上で、専門家や経験者など第三者の意見をセカンドオピニオン的に活用するのが個人的にはおすすめです。
【ようやく】予算が見えたらいよいよ住宅ローン
さて、住宅の予算が決まったら今度はそれをどうやって工面するのかを考えねばなりません。
現金一括で購入できる、わたしの母親のような人はさっさと好きな物件でも見に行ってください。
ほとんどの人が住宅ローンを検討していると思います。
日本の住宅ローンの実際
ここ最近の日本の住宅ローンの実態を見てみると、なんと70%もの世帯が変動金利を選択しているそうです。
そりゃそうですよね、すごいところだと0.2%台とかで借りられちゃうんですから…
例えば、3,000万円を35年ローンで借り入れた場合・・・
借入3,000万円 35年ローン | 変動金利(0.5%) | 固定金利(1.8%) |
月々 返済額 | 77,875円 | 96,327円 |
月々の返済差額 | 18,452円 |
よく住宅情報のチラシで見る「今の家賃と変わらない返済額で、持ち家が買えます!」という謳い文句は、変動金利40年ローン(ひどいとボーナスあり)で試算されていることがほとんどです。
変動金利と固定金利を単純に「今現在」だけ見て比較すると、圧倒的に変動金利が有利に見えます。
固定金利返済額との差額は2万円弱ですので、固定金利返済額を毎月負担できるだけの家計パワーがあるのであれば、変動金利で家自体のローンを返済すると同時に、保守修繕費や税金用としてその2万円弱を毎月積み立てていくことが可能になります。
変動金利と固定金利、どっちがいいの?
結論からいうと、わからん!
結局のところ、「どっちがいいのか」を色々な確度から検討すると最終的にわからん!になります。なぜなら、払い終わるまでは金額的な損得はわかりませんし、その間かかってくる精神的ストレスの大小は個人のストレス耐性に左右されるので一概に判断することができないからです。
ポイントとなり得る項目 | 変動金利 | 固定金利 |
金利変動のタイミング | 随時(ざっくりいうと) | 融資実行日 |
返済額 | 変動する | 変動しない |
金利が心配になるタイミング | 融資実行日以降、金利を常に気にする必要あり | 融資実行日まで、金利を気にする必要あり |
総返済額 | 完済まで不透明 | 融資実行日時点で確定 |
損するか得するか(借り換えない場合) | ・現状維持なら固定金利よりは返済額は少なくなる。 ・常に金利を気にするストレスはつきまとう。 ・金利が変動すると、予想以上に返済負担が重くなる可能性を、捨てきることができない。 →返済額的に得するためのストレスに耐えられるかがポイント。 | ・現状維持なら変動金利より返済額は多くなる。 ・返済額の家計負担割合が明確なので、より将来を見通しやすくなる。 →高金利は「返済額が変わらない安心感」のための保険代、と割り切れるかがポイント。 |
向き不向き | ・お金がそれなりにある人 ・金策が苦にならない人 ・いざとなったら引ける人 ・リスク許容度が高い人 | ・お金があんまりない人 ・のんびり、楽天家、マイペースだと自他ともに認める人 ・ボケっとして置いていかれた過去をもつ人 ・リスク許容度が低い人 |
ざっと書き出してみると、こんなメリット/デメリットが考えられます。
ある程度ご自身のマネーリテラシーに自身がある場合は
固定金利でも返済できる金額に抑えつつ、変動金利で借りておく
が現時点のベターな戦い方かもな…と思います。
どんどんお金を貸したい銀行や家を買ってほしい不動産屋さんは当然変動金利を進めますし、あなたの性格をよーーーーく理解して将来を案ずる親や友人は固定金利を進めてくるかもしれません。
立場や状況によって、答えは常に流動的です。
自分で考えて自分で決めることが大切です。
住宅ローンはとにかく比較が重要
ちなみに、どの銀行から借りても諭吉さん(そろそろ渋沢さんか…)1枚は10,000円という価値に変わりはありません。
あたりまえじゃん。
と思ったかもしれませんが、その実、ハウスメーカーとの打ち合わせで誘導されてなんとなく慣れ親しんだ地銀で…と話が進んじゃったりしていませんか?
金利は払う分には低ければ低いほどよいので、ここは丁寧に比較検討するのがおすすめです。
モゲチェックおすすめは、⬆こちらのサイト。
今考えている金額で住宅ローンを借りるならどこがおすすめ?という簡単なリサーチはもちろんのこと、アカウント登録をすれば
ぶっちゃけどれくらい借りられそう?
わたしたちの世帯収入だと、審査に通るかな?
ほぼほぼ方向性は決まっているから事前審査をしたいんだけど
とりあえず、プロに相談してみたい…
もっときめ細やかな相談ができたりサービスを利用することができます。ちなみに、わたしたちは思ったより低めの「借りてもよさそうな住宅ローン金額」が算出されてきて、ちょっと凹みました☹
住宅ローンは、人生を左右する大きな借金です。
あこがれの間取りやデザインのワクワクももちろんめいっぱい楽しんでほしい家づくりですが、第三者目線を上手に取り入れて後悔のない資金計画を立てていきたいですね。
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