このブログは、貯金大好き♡妻いくらが、お金を使うほうが得意♥な夫との結婚生活において楽しく貯めて楽しく使う様を日常のおもしろ話やプンスカ話とともにご紹介する家計最適化実験ブログです。
わたしの試行錯誤が同志への参考として、そして若者への反面教師(?)としてお役立ていただけたらと思って恥を晒していきたいと思います!
今回は、マイホームのお話。
前回まではこちら。
いろんな家を手当たり次第見る、という悪手
「持ち家」といっても色々ありまして
「持ち家」とひとことでくくっても、その中身は様々です。
まず、戸建てなのかマンションなのか。
中古なのか新築なのか。
新築であれば、建売(分譲)なのか注文住宅なのか。マンションでも建設タイミングから間取りなど設計参加型のものがある。
わたしたち夫婦は、「あくまで戸建て」ということしか決まっていない状態でいきなり商品(家)を見に突撃していきました。
条件がわからないから、決められない
その結果、どうなったかと言いますと
確固たる条件がないから、結局なにも決められない。
当たり前なんですけど。
こういう人は、本当に鴨ねぎになりやすい。
不動産業界は悪だ!と言いたいわけではありません。営業担当者の気質によりめっちゃ親切!あんまり一生懸命じゃない…の違いはあれど、不動産屋さんやハウスメーカーさんはとどのつまり「売ることが目的」です。
かたや、買い手側のわたしたちは「家は、買ってからが本番」。各種支払いが始まるという意味でもそうですし、そこから新しい暮らしが始まる、という意味でも「購入」というピンポイントではなく長期的な視点で見る必要があります。
なぜ家を買うのか、どういう人生を歩みたいのか、その人生を歩んでいくための予算配分はいくらなのか、その人生を歩んでいけそうな家とはどんなものなのか、その人生を歩んでいけそうな場所はどこなのか
あくまでも持ち家は「よりよい人生のための手段(ツール)」です。
長期的な視点や、どんなに魅力的でも「ここが合わないなら却下」とズバッ!と断る確固たる条件を腹に落としておかないと、プロの業界人の巧みな営業テクニックに押されて「彼らが売りたいものを買ってしまう」リスクはとても高いです。
家はあくまでも人生を豊かにする道具でしかない
条件とは「家そのもの」についてではなく
たくさん家をみて「こんな状態じゃ、決断できねぇや」と自覚したわたしたち。
じゃあ条件出しをしてみようや、と色々と紙に書き出してみました。
- 間取りは3LDK以上
- 駐車場は並列で2台
- 都市ガス
- 中央区
- 隣の家との距離が近すぎない
ふむふむ、なるほどね・・・
引用:『呪術廻戦』5巻 / 芥見下々
一番はじめに検討すべき条件とは
呪術廻戦…このころ平和でよかったな…
はい。
わたしたちは、思いっきり家そのものの条件しか出せていませんでしたが、一番最初に洗い出さないといけないことは他にあります。
仕事だったら当たり前にやっているのに、どうしてプライベートになるとポンコツになるんでしょう。不思議。
一番はじめに考えないといけないのは
どんな暮らしをしたいのか
です。
「家は、よりよい人生を生きるためのツール」
どんな暮らしを送りたいかをはっきりさせることで、ゲットすべき武器も変わってきます。
家探しのおすすめ手順
- どういう人生を送りたいかイメージする。(できるかぎり長く。平均寿命くらいまで。)
- その生活に必要なものを洗い出す。
- 「その生活に必要なもの」のために必要なお金を洗い出す。
- 住居費にかけられる予算を決める。
- 住居に求める条件を洗い出す。
- 住居費予算と照らし合わせて「ちょうどいい塩梅」を決める。
この順番でやっていくのが一番効率がよいのではないか、と自分を省みて思います。
間取りや立地など小さなところから条件を積み木のように組み立てていくと、わけわからん金額の見積もりが出てきてしまい、挙句の果てに「払えない…」ということにもなりがち。
その間きっと住宅展示場などに通うでしょうから、夢と希望でパンパンに膨れ上がった「理想のマイホーム像」を現実的な予算に合わせて削っていくのは、モデルハウス見学の体力的疲労に加え、「都落ち」感が強く精神的にもとても疲れます。
「よし、家買うか!」
と思い立つからこそマイホーム計画が立ち上がるのですが、この”思い立ち”をそのまま目的に変換しないよう常に意識することが大切だとしみじみ思います。
なぜ、マイホームが必要なのか。それによって、どういう暮らしを叶えたいのか。
なんだか就職活動/転職活動 でキャリアアドバイザーに言われそうなことばです。
この問いかけを胸に、これから持ち家を検討される方には素敵なマイホームですばらしい人生を歩んでいってほしいです。わたしたち夫婦も引き続き頑張ります!この続きはまた次回・・・
マイホーム計画のために購入した本その1 |
マイホーム計画のために購入した本その2 |
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